貴社が選ばれない理由とは?/究極の差別化戦略の考え方Vol.1
「売上が上がらない!」
「集客ができない!」
という声を伺います。
当然、いくつかの要因が
考えられるわけですが、
誤解を恐れず、
単刀直入に申し上げると、それは
お客様に選ばれる理由がない!
からです。
弊社でご支援させて頂いている
最短ルートの成長戦略
3つの仕組み化、
集客の仕組み化
営業の仕組み化
人材育成の仕組み化
いづれの仕組み化を構築するにしても
前提として欠かせないのが、
お客様に選ばれる理由がある!
ということです。
なぜ今更、
「お客様に選ばれる理由」
を声高に申し上げるかというと・・・
多くの中小企業がビジネスを展開している
国内市場の構造が今までと180度異なり
「お客様から選ばれる理由」なくして
生き残ることができないからです。
下図、日本の人口推移を見てください。
日本の人口は、
1945年の第二次大戦後から伸び続け
2010年にピークを迎えています。
その時の人口は1億2806万人です。
さて、ここでひとつ質問です。
戦後、日本の人口はどれくらいだったか
おわかりですか?
別の言い方をすると
戦後からピークの1億2806万人まで
何%増えたのでしょうか?
戦後の人口が7200万人弱
と言われていますから、
ピークの1億2806万人まで
70%強、およそ1.8倍!
増えたことになります。
人口が増えれば、
消費も増えるので経済が伸びます。
ところが、
国内の死亡者数は・・・
2003年に初めて100万人を超え、
2011年には125万人を超えました。
また新生児は・・・
1984年に150万人を下回り、
2011年には105万人という数値です。
(国立社会保障・人口問題研究所)
人口が減ると
消費も減るので経済が停滞し、
様々な市場が縮小していきます。
この2つの数字は
少子高齢化が進む中で
加速度を増していき、
2050年に1億人を下回る!
と予想されています。
つまり、今までは
需要>供給
であったのが2010年を境に
需要<供給
に逆転したということです。
同じような商品・サービスが
同じような価格帯で売られている昨今、
「お客様に選ばれる理由」なくして
売上があがることはないのです。
「お客様に選ばれる理由」
を定義すると・・・
競合他社にはない
自社の強みであり、
お客様が価値を感じること
・・・です。
この定義はそのまま
「差別化」の定義にもなります。
では、どのようにして
「お客様に選ばれる理由」
をつくり上げていけば良いのでしょう?
私は2つのアプローチしかない
とお伝えしています。
次回、Vol.2で
「たった2つのアプローチ」
についてお伝えします。