コンビニ・小売店の売上アップに貢献する“金の三角(ゴールデン・トライアングル)”とは!?
小売業を対象としたある調査では
顧客が購入する商品の内、
入店前から予定されていた商品は
わずか1割(計画購買)で、
店内に入ってから購入を決定した商品が
残りの9割(非計画購買)というデータがあります。
ということは・・・
インストアマーチャンダイジング(ISM)の工夫次第で
売上が左右されるということになるわけです。
※ISM
店頭における商品の陳列と品揃えを統計的・科学的に検討し、
収益が最大となるように工夫する活動。
店内の回遊性や快適性を高めるなど、
来店客が買い易い工夫をするほか、
お客様の関心を引き付ける売り場
(マグネット売り場)をつくることが大切です。
そこで出てくるのが、
金の三角
ゴールデン・トライアングル
の概念です。
例えばコンビニをイメージしてください。
売れ筋商品である、
●飲料
●弁当
●雑誌
・・・の各売り場を
店内の3面に配置
することで、
来店客は知らないうちに店内を1周しています。
そうすることでプラスアルファの商品購入の
キッカケ(想起購買)をつくり出しているのです。
このような手法は
どのような業態にも当てはまる原則であり、
この3つのマグネットエリアには、
新商品や季節商品の他、
認知度の高い商品が陳列されていることが一般的です。