営業戦略の立て方で9割の営業マネジャー・営業幹部が間違う事例/営業戦略の立て方・仕組み化

経営者、営業幹部としての判断基準

営業戦略の立て方で

9割近い経営者・マネジャーが

判断を間違えてしまう事例です。

 

あなたが

高級茶葉を売っている経営者、

もしくは、営業スタッフを

マネジメントする立場だったとします。

 

下記の通り、

簡単な状況設定をしますので、

得意先A社、B社のどちらに注力

するように指示を出すべきか?

考えてみてください。

 

 

 

【状況設定/ここから】——————–

あなたの会社の得意先が

100社あったとします。

売上の高い順から

A社、B社、C社と並べていくと、

A社とB社は共に年間100万円の売上で

あなたの会社の大口顧客、

1位の企業であることがわかりました。

 

さて、ここで質問です。

このA社とB社、

今後はどちらに力を入れるべきでしょうか?

 経営者、営業幹部としての判断基準

【状況設定/ここまで】——————–

 

 

 

この状況では営業戦略の立て方につながる

情報に乏しく、正しい判断はできません。

 

 

 

では一歩踏み込んで、

A社(下図、赤点線内A)は

茶葉を年間1,000万円仕入れており、

B社(下図、赤点線内)

茶葉を年間300万円仕入れて

いることがわかりました。

 

 

 

すると、どうでしょう?

A社とB社の売上は共に100万円ですが、

客内のシェアを見ると、

 

A社が10%・・・(a)の箇所

B社が33%・・・(b)の箇所

 

であることがわかりました。

 

 経営者、営業戦略の立て方、営業マネジャーの判断基準

 

 

さて、ここでもう一度お尋ねします

A社とB社、

全く同じ売上のお得意様ですが、

あなたなら、

どちらに注力するよう指示を出しますか?

 

セミナーや講演会、研修などで

この話をして挙手して頂くと

大体9割ぐらいの方がA社と解答します。 

その理由を聞いてみると…

 

 

 

A社は伸びシロがあるから!

※分母が1,000万円

 

B社は伸びシロがないから!

※分母が300万円 

 

 

 

・・・という解答が返ってきます。

ところが、正解は違います。

正解は、

 

 

 

B社に注力しなければならない!

 

 

 

のです。

強調して言いますが、

 

 

「B社の方が良い」ではなく、

「B社にしなければならない」のです。

 

 

あなたをはじめ、ほとんどの方が

 

 

 

えっ!?

 

 

 

と思われるでしょうが、

正しい判断基準を知っていれば

すぐにわかることなんです。

 

このような判断基準は

営業戦略の立て方・立案方法において

重要な判断基準になりますので、

次回以降でお伝えします。

 

 

 

次回から【営業の仕組み】をテーマに

トヨタ、武田薬品工業、キャノン

ブリヂストン、HISなどの

大手から中小零細企業までが

実績を上げてきた営業戦略・判断基準

をお伝えしていきます。

 

 

 

法人向け営業

個人向け営業

共にすぐに実践で使える

考え方・やり方

 

 

 

になりますので、

楽しみにしていてください。

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