人事評価制度の考え方(1)人事評価制度は何のため?


今回は人事評価制度の考え方をお伝えします。

良くも悪くも成果主義などと呼ばれている制度がありますが、

そもそも人事評価制度は何のためにあるのでしょうか?

 

 

 

経営者の視点で見ると人件費を削減するため?

誤解を恐れずに言えばそれもひとつの理由でしょう。

従業員の視点で見ると公平な給与支給のためとも言えます。

 

 

 

しかし、

全ての施策・手段が会社の目的を達成するためにあると考えれば、

人事評価制度は人材育成のためにあると考えなくてはなりません。

これは大企業・中小企業ともに当てはまります。

 

 

 

ところが、

人材育成を考えた場合、大企業と中小企業では

全く話が違ってきます。

それは入社の段階で大きな違いがあるからです。

大企業は元々優秀な人材が入社してきますから、

ある一定のレベルは満たしていると考えられます。

そして、入社して来る人のスタンスは「入社させてください」

と言って来るわけです。

 

ところが、

慢性的な人材不足に悩まされている中小企業ともなると、

大企業に比べれば人材を選べる状況にはありません。

人手不足の中で、

 

うちに来ない?

 

・・・というスタンスになってしまいます。

この両者の違いは後の人材育成に大きな影響を与えます。

 

 

 

では、

なぜ人材育成が必要なのでしょう?

それは経営者が経営に専念するため、経営者が現場を離れるためです。

良く「経営者は現場を知らないといけない」

ということを聞くと思いますが、

 

経営者が現場にいなければならない!

 

ということではありません。

経営者は現場監督ではありませんから、

経営者が現場にいなくてもまわる組織にしなければなりません。

 

だからこそ、

人材育成によって任せられるスタッフを

育てなければならないわけです。

ある程度の規模になったら経営者は現場から離れ、

経営の仕事をしなければ企業の成長が止まってしまいます。

 

 

 

では、

任せることができる、優秀な人材を育てるには

どうしたら良いのでしょうか?

次回でお伝えしたいと思います。