ランチェスター戦略3つの結論(3)一点集中主義で1位、No.1になる考え方/ランチェスター戦略の理論Vol.15
今回はNo.1になる考え方についてお伝えします。
No.1になる考え方としてランチェスター戦略3つの結論
の最後に「一点集中主義」という考え方があります。
これは弱者の5大戦法の4番目にもありました。
弱者が強者とまともに貼り合っても勝ち目はありませんが、
物量的に劣る弱者であってもここで勝つ!
と決めた一点に集中することで、
ライバルの誰よりも量的に勝るように集中します。
ライバルの誰よりも量を多くし、
二番手を圧倒するNo.1になって戦いを終結させ、
次のNo.1作りのためにまた一点集中します。
更にNo.1になるには弱者と強者でその手順が逆になります。
弱者は・・・
地域→販路・顧客→商品 の順で強化していくのが
ランチェスター営業戦略のセオリーです。
強者は弱者とは反対に・・・
商品→販路・顧客→地域 の順で強化していきます。
注意しなければならないのは「大きな市場で小さなシェア」ではなく、
「小さな市場で大きなシェア」であることを覚えておいてください。
このように弱者は地域から強化していかなければなりませんから、
地域についてもっと掘り下げて考えなければなりません。
そこでランチェスター営業戦略の【第2編地域戦略】に入っていくわけです。
ちなみに第2編地域戦略の後は・・・
第3編:シェアアップ(流通)戦略
第4編:営業戦略
第5編:市場参入戦略
・・・と続きます。
ちなみに肝は3編と4編で連動しています。
ということで、
今回で【理論編】が終了です。
かなり駆け足でお伝えしてきましたが、15回にもなってしまいました。
ランチェスター協会の専門研修コースでは
これを4時間(入門編のみ)の講義で解説しています。
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