経営戦略の考え方(2)環境分析と様々なフレームワーク/ファイブフォース分析(5F分析)、PEST分析、SWOT分析、3C分析、バリューチェーン分析、VRIO分析

企業経営における環境分析

前回は経営戦略に落とし込む前の上位概念、

成功する経営に必要な3つの定義

を動画でお伝えしました。

 

この3つの定義がベースとなって

自社の事業領域(ドメイン)が決定されるわけですが、

その際に環境分析が非常に重要なポイントとなります。 

 

 

 

環境分析については、

自社内における内部環境分析、日本経済や世界経済、

業界内などにおける外部環境分析を行わなければなりませんが、

「経営戦略の考え方」をテーマとしたここでは

自社内と業界内における環境分析の考え方にフォーカスします。

 

この環境分析を行う際、「もれなくだぶりなく」考えるために

フレームワークと言われる考えるための枠組みを使います。

 

 

 

主要なフレームワーク

ファイブフォース分析(5F分析)

 顧客、供給業者、新規参入業者、代替品、競合他社

 

PEST分析

 政治、経済、社会・人口、技術

 

SWOT分析

 自社の強み・弱み、外部の機会と脅威

 

3C分析

 自社、顧客、競合他社

 

バリューチェーン分析

 資材調達から商品・サービス提供までの付加価値連鎖

 

VRIO分析

 価値、希少性、模倣困難性、組織力

 

上記フレームワークは

様々なサイトに解説が記載されているので、

ひとつひとつ解説することは割愛しますが、

外部環境分析と内部環境分析を

わかりやすく解説している動画が

【成長戦略TV】の中にありますので

下記で確認してください

 

 

 

フレームワークの中には

外部環境分析と内部環境分析の要素が

混在しているフレームワークがありますが、

外部環境を分析するフレームワークと

内部環境を分析するフレームワークを

しっかりわけて考えなければならない

ことに注意してください。

 

 

 

また上記の中でもバリューチェーンは

自社の強みを知るのに有効なフレームワークですが、

これらのフレームワークは絶対的なものではありません。

 

使い方・使うところを間違えると誤った分析になってしまい、

次の事業領域(ドメイン)の設定に

大きな影響を与えてしまうので注意が必要です。

 

 

 

これらの環境分析を行った上で

次に自社の事業領域(ドメイン)を考えていきます。

 

事業領域(ドメイン)については次回でお伝えしますので、

上記フレームワークを自社に当てはめて、

自社の強みや弱み、顧客(市場)や

競合の状況などを考えてみてください。

 

とても重要なことなのですが、

中小企業においては競合に関する情報が

把握できていないというケースがとても多い

ように見受けられます。

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